2012AW GARETH PUGH

パリコレの季節がやってきました。GARETH PUGHは2日目の29日に登場。

2012SSではボーダーや格子柄のデザインを中心に、過去のコレクションをリメイクしたようなものも一部見受けられました。今回はどんな感じのが飛び出すのか楽しみでした。

いつものイメージフィルムは今回は（まだ）無いようなのでランウェイの映像を。初めに黒い紙吹雪が舞ってコレクションスタート、フィナーレにも同じく紙吹雪が舞う中をモデルさんがウォーク。

via Style.com

色使いはブラックを主体に、シルバーのように輝くグレーがところどころに入ってきています。素材面ではレザーはいつものことですが、ファーが使われたのは2009AW以来。その2009AWもワンポイント程度だったと記憶しているので、今回ほどたっぷりと用いられているのは珍しいですね。そのおかげで見た目的には、いつもよりずいぶんと暖かそうなコレクションでした。

また、いくつかのルックが"映画『The Girl With The Dragon Tattoo』でRoony Maraが演じた女性天才ハッカーの雰囲気に似ている"というコメントを見かけました。私はまだ映画を観ていないですが、ダークでちょっと退廃的なところは共通しているように思います。


アイテムとして気になったのはサイハイブーツ。ジッパーや編み上げの紐は使われておらず、一番上で巾着みたいに絞る感じです。下の画像はショートブーツですが同じ様に絞っています。

via Dazed Dizital

それ以外では顔を覆うほどのハイネックや、フリンジが使われていたことが注目でしょうか。

メイクに関しては前々回、前回ほど凝ったものはされていなかった模様。ネイルはブラックをベースに、白いヒビが入ったようなデザインに見えます。中指にはめたリングは2012SSにシルバーカラーで出ていますが、AWはブラック。こちらもカッコいいですね。

via M･A･C tumblr


コレクションの内容とは関係ないですが、Gareth Pughはランウェイに登場するときいつも2009AW（men's）のベルテッドブーツを履いているんですよね。私も全ての靴の中でこれが一番好きなので大切に履いているのですが、彼にとっても特にお気に入りの一品なのでしょうか。そう思うと少し嬉しく感じます。