『GARETH PUGH』を見に行ったついでに、香港の3大セレクトショップを巡回してきましたので簡単ではありますが書いておきます。旅行に行く際の参考になれば幸いです。
『I.T』
個人的にはアイテムのセレクトやショップの雰囲気も含めて、ココが一番好きでした。特にCentral。一言で言うとエッジィな感じ。
『Lane Crawford』
店舗面積がとにかく広かったです。いずれの店舗も迷子になりそうなほど。フロアを全部回ったつもりですが、2/3くらいしか回れていなかったっぽいです(笑)。
取り扱うアイテムも服や靴、バッグはもちろんですが、アクセサリーあり、コスメあり。ブランドの種類も豊富。イメージ的には(六本木の)ESTNATIONのようで、落ち着いた大人向けと言ったところでしょうか。
『JOYCE』
『Lane Crawford』と同じ資本系列のセレクトショップ。『Lane Crawford』とは対照的に、こちらはとがっています。比較的『I.T』に近いセレクトでした。
見ていて意外だったのが、いずれのショップでも日本のブランドが結構な割合でセレクトされていたこと。
向こうで見かけた日本のブランド(アルファベット順)
COMME des GARCONS, MiharaYasuhiro, Dress33, gomme,
kolor, Limi feu, Merci bou coup, mikio sakabe,
N.HOOLY WOOD, sacai, TOGA, TSUMORI CHISATO, etc...まぁギャルソンは言うまでもないですが。『sacai』と『TOGA』はよく見かけました。『sacai』は強いですよねぇ。世界ツアーもやってますし。ウィメンズだけでなく、メンズもちゃんと揃っていましたよ。
『TOGA』はあまりイメージなかったので意外でした。私だけ?まぁパリで展示会をしているので、海外に進出しているのも自然な流れなのでしょうか。
日本ブランド頑張ってるなぁと思ったんですが、各セレクトショップでは争奪戦を繰り広げているらしいです。
中国本土で日本のクリエイター系ブランドを取り扱うセレクトショップはまだ非常に少なく、香港をベースとしたI.T、レーンクロフォード、ジョイスの3つに集約される。…(中略)… 昨年から日本ブランドのバイイング率が顕著に増えてきており、それに伴い3社間で新ブランド(特にメンズ)の独占販売権を巡って競争が激化しているという。 (WWD JAPAN vol.1593より)同紙では更に、『I.T』をパートナーにして中国に出店する日本ブランドが増えていることも報じています。今秋にはBEAMSやUNITED ARROWS等のセレクトショップも、アジア進出の第一歩として、『I.T』と連携してフランチャイズ形式で香港に出店する予定とのこと。
やはり『I.T』が強いですねぇ。『GARETH PUGH』のショップにも関わってますし。
今回は香港島に滞在していたのですが、香港をよく知る人物いわく、九龍地区のショップのセレクトはテイストが違うようです。次回はそちらにもぜひ行ってみたいですね。
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