今年から始まりました『MEDAL WINNERS OPEN』。毎年この時期に行われているJapan Open、Carnival on Iceの前日である、10/5(金)に開催。
Alexei Yagudin、Philippe Candeloro、Irina Slutskayaといった懐かしのメダリストが集結するということで、この目で見れるのを非常に楽しみにしていました。
場所はさいたまスーパーアリーナ。座席はSS席5列目。SS席の前にも5列ほど座席があったので、一番前から数えると10列目の位置になります。眺めとしてはこんな感じ。
写真の右側にジャッジ席やキスアンドクライがあり、右下からスケーターが登場。私の席の7〜8列前には小塚くんと佐藤コーチが観戦していました。
このイベントの趣旨は「照明演出、ボーカル入り楽曲も使用できる、いわばアイスショーの競技版」とHPにある通りで、アイスショーの様なプログラムを採点して順位をつけるというもの。ただ、これがなかなか難しい。
競技のルールに縛られているために、観客の盛り上がりとは無関係に点数が低かったりして会場内からどよめきが起こること度々。せっかく素敵な演技を見せてくれたスケーターの気持ちも、これだと複雑なんじゃないかなと。ジャッジの方々も採点が難しかったのではないでしょうか。そのため、個々のスケーターのパフォーマンスは楽しめたのですが、全体を通した盛り上がりは今ひとつに感じてしまいました。
女子シングルで優勝した荒川さんが、インタビューに応じて「普段やっているアイスショーの気持ちで滑りましたが、ところどころ欲が出て慎重になってしまったりしました」という旨のコメントをされていて、あぁやっぱりなと。新しさはありましたが「アイスショー」と「競技会」の良いところを潰し合ってしまってちょっと勿体なかったです。
なぜこんなに文句を言いながらも観戦しに行ったかというと、会場でのアナウンスを聞くまで「アイスショーの競技版」ということを知らずに、本気の競技だと勘違いしていたからなのです(笑)。
まぁYagudinとCandeloroはカッコよかったですし、Slutskayaは待機中にスタッフとおしゃべりしてたり荒川さんにちょっかい出したりと見ていて和んだのでちょっと満足。ですが、この内容だったらほぼ同じメンバーに加えて、Plushenkoや真央ちゃんも登場するCarnival on Iceを観に行ったほうがよかったかなーという珍しくネガティブな感想を持ってしまったイベントでした。
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