世界フィギュアスケート国別対抗戦 2012

4/19～22の4日間で行われた世界フィギュアスケート国別対抗戦。カナダ、ロシア、アメリカ、イタリア、フランス、そして日本の6か国から選手が出場し、トータルの得点を競い合いました。

今回は世界王者のPatrick Chan選手, Carolina Kostner選手をはじめとする豪華メンバーが集結。私は3日目の女子フリーを観戦しました。本当は2日目の男子フリーと4日目のエキシビションを観たかったのですが、いろいろとうっかりしてまして。


会場は代々木第一体育館。座席は南側の1階Cブロック4列目で眺めはこんな感じ。見辛いですが写真左端のスクリーンの下に各国チームの待機スペースとキスアンドクライがセッティングされていました。

南側はジャッジの方々も座っていたので、スケーターの皆さんは終始こちら側を向いてアピール。ラッキー♪


さて競技の方ですが、結論から言うと日本チームは見事優勝でした。この日の女子シングルには村上佳菜子選手と鈴木明子選手が登場。先に滑った村上選手はミスがあり演技終了後にはとても悔しそうな表情を見せていました。その後に登場した鈴木選手は大きなミスもなく最後まで滑りきり女子1位のスコア。

今までは「あと一歩」という感じだった鈴木明子選手ですが（←なんか偉そう：笑）、世界選手権で銅メダルを獲得するなど今シーズンは見事な活躍ぶり。昨年度は同じようにこれまで納得のいく演技ができていなかった安藤美姫選手が復活、彼女の本来の強さを発揮していましたね。というわけで日本の女子メンバーは頼もしい限りです。


ちなみにこの日一番の盛り上がりを見せたのはアメリカ代表・Ashley Wagner選手の「Black Swan」。音楽の迫力に負けない素晴らしい演技でした。滑り終えたときには会場の多くの人がスタンディングオベーション。


昨年は震災の影響で中止となってしまった国別対抗戦ですが、今年は無事開催。アイスショーもそうですが、海外のトップスケーターが日本に来てくれるというのは本当に嬉しいことですし勇気づけられますね。